checkers diary

活動記録

フライドチキン計画〜思い出せ侍!〜

・まえおき

確かに侍は海外にいた。 物理的には居なかったのだが、精神的には海の外に引き留められていたのだ。海を自由と例えるならば海の外、即ち海外は束縛にあたる。その束縛は彼の過去の出来事に直結する。その原因を作ったのも巨悪の権化とも言ってもいい、元カノだ。 つまり件の、彼のツイートは細やかでありながら、大きな意思をもったSOSであったのだ!

彼は標榜する。

「俺は復讐がしたい。アグロなんてもんじゃねえ、OTKだ。俺はあいつのせいで狂人のようになってしまった」

今回は題にもあるように、彼を過去の亡霊から救済するためにも、完膚なきまでに彼女にリベンジする計画について話す。

全てはとある焼却炉の燃え残りのウランとともに発見されたカバンが原因ではじまった。そのカバンは燃えていて、外形を為していない状態であるけれど、燃える前はただの一般的なカバンで別段、取り上げるほどのないような代物なのだが、何かが普通のカバンとは違うのだ。 見た目ではない、何かだ。

そうーー匂いだ。

どうも、奇妙な匂いがするのだ。 何か美味しさを感じるようで、どこか懐かしい感じがして、確かに身近に触れている匂いだったのだ。そこでだ その匂いは意志を持っており、物語の主人公である侍の鼻の元まで帰ってきたのだ。 まるで匂いが『おまえはあのことを忘れてはいけない、やるべきことがある』と囁くように。

その匂いを嗅いだ侍は、直ちにそれが溢れるほどの〈肉汁〉の匂いだということを悟った。

それと同時に与えられた使命を思い出した。

「俺はフライドチキンで彼女を殴らなければいけない」

〜end〜

次回は計画後を記す。 さよなら!